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疑似葉腐病(象の足跡)

芝草種:日本シバ
学 名:Rhizoctonia sp. (binucleate Rhizoctonia
    (菌糸融合群 AG-D)
英 名:Rhizoctonia patch
別 名:象の足跡

病徴

葉に淡褐色の枯死病斑を形成し、病斑周辺は濃茶褐色となる。
シバ地では、枯死葉が集団的に発生するため不明瞭な小型のパッチとなる。
次第に灰白色、楕円形で直径10〜20cmの明瞭なパッチとなる。
病斑の形が楕円形となることから「象の足跡」とも呼ばれている。

発生生態

8月下旬から9月上旬の夜間温度が冷涼になりはじめると発生する。
病勢は10月頃が最も旺盛である。
病原性は8〜20℃で見られ、15℃で最も強い。
シバの休眠とともにパッチは不明瞭となる。

疑似葉腐病(象の足跡)の発生消長と防除
疑似葉腐病(象の足跡)の発生消長と防除[谷・荒木 原図]

防除

1)塩安や硫黄華を施用し、土壌表層部(0〜2cm)のpHを5.0程度に下げる。
2)疑似葉腐病(春はげ症)の防除法を参考にする。

疑似葉腐病(象の足跡):フェアウェイ上の本病のパッチ
疑似葉腐病(象の足跡):フェアウェイ上の本病のパッチ[荒木 原図]