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雪腐病 雪腐大粒菌核病

雪腐小粒菌核病(雪腐褐色小粒菌核病)

芝草種:ベントグラス
学 名:Typhula incarnata Lasch : Fries
英 名:Typhula snow blight

病徴

雪腐病は通常、春、融雪後発病していることが確認できる。シバの葉身が白色化し枯死する。
パッチは融雪直後から白く抜けた大型で、不定形となる。
発病個所は株枯れを引き起こす。
枯死部表面(葉、茎、根)に赤褐色の丸みのある粟粒大の菌核が形成される。
秋期に菌核上に棍棒状の子実体が形成される。

発生生態

雪腐褐色小粒菌核病は本州、北海道の積雪地帯に発生する。
10月中下旬ころ、菌核上に子実体を形成し、胞子が飛散してシバ茎葉に着生する。
芝地では、一般に土壌中に存在する菌核から生じた菌糸により直接シバに侵入する。
病原菌は根雪下で茎葉組織に侵入し、進展する。3月下旬に菌核を形成し、耐久器官として越夏する。
+5℃で病斑の進展が大きく、−5℃では全く進展しない。
したがって、積雪量が多く、地温が比較的高く、凍結期間が短い地帯で発生が多い。

防除

1)耕種的防除法は紅色雪腐病に準じる。

雪腐褐色小粒菌核病:融雪後、罹病葉に形成した菌核
雪腐褐色小粒菌核病:融雪後、罹病葉に形成した菌核[荒木 原図]