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雪腐病 雪腐大粒菌核病

雪腐小粒菌核病(雪腐黒色小粒菌核病)

芝草種:ベントグラス
学 名:Typhula ishikariensis Imai
英 名:Typhula snow blight

病徴

春、融雪後発病していることが確認できる。
枯死した葉面に暗褐色ないし黒色で球形あるいはやや不整形、直径0.5〜1mmの小型の菌核を多数形成する。

病徴は、融雪直後から大型のパッチとなり、茎葉は水浸状に軟化し、乾燥すると灰褐色となる。

発生生態

雪腐黒色小粒菌核病は、本州、北海道の積雪地帯に限って発生する。
本病原菌には生物型A型とB型があり、A型は病原力が弱いが宿主範囲は広く、多雪地帯に発生する。
B型は病原力が強く、分布域は広い。芝草ではB型が主である。

病原菌の発育条件ならびに発病条件は、雪腐褐色小粒菌核病とほぼ同じであるが担子胞子は感染源とならない。

防除

1)耕種的防除法は紅色雪腐病の防除の項に準じる。
2)薬剤の使用にあっては雪腐小粒菌核病の項に準じる。

雪腐黒色小粒菌核病:融雪後、罹病葉に形成した菌核
雪腐黒色小粒菌核病:融雪後、罹病葉に形成した菌核[荒木 原図]